厳密さに拘る癖に用語の無責任な用法を好み、感覚の庭を耕している

精神

手続き

誰かの独り言を目にしてから,少し前から考え続けている. 後出しでも先出しでも,あまり良い結果をもたらさない何かについて. それと,どうでもいい大事なこと. 先日,フキハラ(不機嫌ハラスメント)という誰も使っていなかった言葉を見かけた.名前が付い…

Flash across one's mind

脳裏を過る閃光.フラッシュメモリ,記憶のことです. 最近の読書 文章 漫画 数学 最近の音楽 音ゲー DP十段 その他の成果など 反省点 おわりに 最近の読書 文章 ホフマン短篇集 / 池内 紀 訳 ホフマンの砂男を読んでいると,全ての他人を跳ね退ける狂気には…

やめたいと思うこと・ものリスト

思い浮かんだら加筆・修正お願いします. ツイッター 慰め合い 何か忘れているような気がする.何だか分かりますか?

寝起きのroutine

昔言われたことをずっと引き摺っている. 順序:1 順序:2 余談 順序:3 おわりに 順序:1 毎朝,目を覚ましたとき,自分が世界を認識できているかどうか確認している.正常に世界を認識できているかは重要ではない.「自分ではない何かが世界の認識を試…

日暮里

夕暮れの似合う街,日暮里.照り付ける日差しを浴びながら,短針半周分の時間を気の合う友人と歩き回った.この日の短針には錘が乗っていたのか日が暮れるまで一瞬だったような気がするけれども,それがこの町の特徴なのだろうか….それとも,楽しい時間は滑…

倦怠も焦燥も感じないままに時間を浪費すること

そろそろやめよう. 信じてくれる人に,私なりの方法で応え続ける道を歩く覚悟をしよう.

分からない

屈折した感情が涙になって溢れ出してくる.滲んだ天井を眺めながら,口を半開きにしたまま,何もできない.物凄い速さで時間が過ぎていく.15分,一時間のⅣ分の一.時間を無駄にしているという感覚はあるが,ある一つのこと以外全く何も考えられない精神状態…

早朝、さんぶんのいちの狼煙

神妙な心持で目を覚ますと、時計の短針は三分の一のあたりを歩いていた。ちくたくちくたく。短針、長針、秒針、三位一体。仲良さげに見えて、三本の針がぴったり重なれるのは一日たったの二回だけ。ほんとうのことはいつも寂しい。 以下、とりとめのない思考…

日常と周辺感情

ここ数日,夕陽を眺めていないような気がする.その理由は僕を包んでいたものにあった.僕を包むもの….生暖かい曇天やふかふかの布団には時間を忘れさせてしまう効能がある.彼らは忘却によって,世界から夕方だけ奪っていく.梅雨入り前の世界はいつもより…

煙草2

どうしたって鎮まりやしない寂寥感が、四畳半ほどの一室に充満していくのを、無言で感じている。言葉にし難い感情は、言葉にしないまま感じ取るべきだろう。言葉にした瞬間、言葉と感情の間に解れが生じるようにできているのだから、煙は煙のまま尊重してい…

孤独

独りでやっていけるはずなのに,身勝手な寂しさで人を振り回すのはもうやめよう. 私が私であるためには,孤独である他ないという事実があるだけ. 他の人の事情は,私には分からないが私の場合はそうだった. 孤独の代償に何かが手に入る確証などないが,私…

自分のことが好きな自分が嫌いだから何度も何度も殺そうとしてみたのに,自分のことが好きな自分は,姿かたちを変えていきはするものの,どうしても殺せなかった. 死ねと自分に言い聞かせてみても,それはできないようにできているようで,どうにもならなか…

ファッション

インクの切れたボールペンを分解して新しいインクを詰めようとしていると,プラスチックのペン先に隠れている金属製のバネを見つけ出して遊んでしまう.人間もこのバネのように自由自在に伸縮する,冷たい螺旋に過ぎないのだろう.とどのつまり,部品.子供…

無題

夢を見た

昨晩二つの夢を見た 最初に見たのは嫌な夢 次に見たのはもっと嫌な夢 最初に見た夢には悲しみがなかった 次に見た夢には悲しみがあった それは鳴り止まない振動音が私の鼓膜を破ってしまったから それは私が失明なんて望んではいないから 最初に見た夢には悲…

いざ行かん,会津若松

ことあるごとに福島に赴こうと考えていたが,思い立ったが吉日,会津若松までひとっ飛び.飛ぶといっても新幹線に乗れるほど裕福じゃないし,最近は音ゲーに真剣なので,費用の収まりそうな「青春18きっぷ」を使いました.地元の久喜から会津若松までかか…

ローソンで一番ウマいパン

"不在"という距離形式

私はいつも自身の物理的な死について考えている.不在になるとは死ぬことを指すのだろうか?とにかく私は不在でなくてはいけなかったような気がするのは確かだ.しかし何に対して?少し前に読んだ本の中に次の文を見つけた. 私はその瞬間に私の思考を集中し…

夕日性 -形而上絵画と70's rockにisomorphismの手を-

夕日は私の手中にもあるのだろうが、手中にある夕日を他人に伝える方法を知らない。仮に説明できたとして、説明しきった頃には夜になっているはずだ。夕日そのものを伝えることは、恐らく誰にもできないのだ。しかし夕日のもつ性質…夕日性についていくつか思…

煙草

積み重ねてきた楽しい瞬間も,季節の変わり目を知らせる風を受けて散り散りになってしまった.素直な感情を書き連ねたA4の紙の束が,僕の空を埋め尽くすことは,もうない.けれど,夜空に浮かぶ星々や月を見るたびに,僕の前に小さな白い紙きれが降り注い…

祖父の想い出と,死

ニ,三日前,僕と両親の三人で談笑しながら食事をしていると,父の携帯電話に着信があった.一番最初に振動音に気が付いたのは僕だったと思う.電話に出なくていいの,と聞くと「必要があればもう一度かけ直してくるだろう」と話していた.震える液晶画面に…